おいしい生活あれこれ

2006-01-23

寒いですね…

ここのところ、またまた寒い日々が続いてますね。
この冬は、12月から大雪が降っちゃって、何だかもう冬のピークを過ぎたような気分になっちゃってますが、まだ大寒を迎えたばかりだし、ホントは今が一番寒い時期なんですよね。
雪も、毎年2月が一番多いかったような気がするし。寒いはずです。今までは、東京のマンションに一人暮らしだったので、こちらほど寒くないし、部屋も狭いし気密性も高いし、電気ストーブ1個で全然平気だったのですが、さすがにこちらではそうはいきません。やっぱ「石油ストーブ」がないと!
石油ストーブ こたつチョコ

左:うちの食堂の石油ストーブ。もう、ホントに温まり方が全然違います。外気が冷たすぎるので、エアコンなんか、効きが悪くて全然追いつかないのです。開店直後、お客さんが入ってくるまでの暇な時間は、このストーブに齧り付いて読書をしています(笑)窓の外がやたらと明るいのは、雪が積もっているから。
右:そして、犬はこたつで…(笑)うちのチョコは、ホント、人間さながら、いつもこうやって布団に入って顔だけだして寝てます(笑)時には、これでさらに仰向けなことも(笑)ホント、笑えます。

月曜は毎週定休日。しかし、そんな日に限って外は雪…(T_T)
でも、ここのところホントに外へ出ていなかったので、頑張って出かけてみました。1時間に1本ない電車に乗って、お隣の市の映画館へ。
今ならながら、やっと観ましたよ…「男たちの大和」(^_^;)
せっかくのタダ券、ムダにせずに済んで良かった。
以下、超主観的感想です。一応、反転。

何というか、申し訳ないけど、実は私の「苦手なタイプ」の戦争映画だった(^_^;)血がいっぱい出てくるのが苦手なので…。でも、目をそらしちゃいけないと思って結構頑張りました。
私には、とにかく悲惨なシーンが長かったように感じました。監督さんは、あの戦争が終わった時、12歳だったのだとか。やっぱり「風化させちゃいけない!」って思いが強かったのかな?
たくさんの兵隊さんが、いっぱい血を流して死んでいきました。が、やっぱり、どうしたって突き動かされちゃうのは、「死」そのもののシーンよりも、誰かの母であったり、恋人であったり夫であったり妻であったり子供であったり…そんな「一人の人間」としての心からの叫びのシーンでした。特に、女性の叫びには、やっぱりどうしたって引きずられちゃいましたね。
「死んだらいけん!」っていう台詞が何度も何度も出てきましたた。あの時代には、「死ぬこと」に色んな意味があった(与えられていた?)りしたのかもしれないけど…やっぱり「生きてこそ」だと思います。世界が完全に一つになるなんてことは、まずないと思うけど、何とか、お互いに異なる文化や習慣を理解、もしくは寛容しあって、共存していく道がみつからないものかなあと思います。


最寄りの映画館。今日は、私の他に1組、お客さんがいました。良かった…(^_^;)
23:00:00 - mayumitch - No comments TrackBacks

2006-01-17

最近観た・読んだ…

最近観たDVDと、読んだ本です。

最近観た・読んだ

↓以下、観た・読んだ順に…


■交渉人 真下〜

やっと観れました(^_^;) 映画館で観たかったんだけど、都合が合わなくて観にいけず、DVDを買ってしまいました…。しかも、「踊る〜」のコンプリートBOXと合わせて(^_^;)あまりTVドラマって観る方ではないのですが、踊る〜のTVシリーズは、ホントに毎週楽しみに観てたなあ。でも、まさかコンプリートBOXを買ってしまうとはねえ…私よ(笑)
交渉人〜。今までに比べると、あまり壮大なテーマとか熱さみたいなものは感じないけど、今までの「踊る〜」のハラハラドキドキ感はあり、素直に展開を楽しめましたv面白かったですvユースケが主役な割には、ギャグ色は少なかった(笑)あくまで私の想像よりは、ですが。しかしユースケ、出世したなあ(笑)


■博士の愛した数式 小川洋子著

映画が気になっていたのと、友人が読んで面白かったと言っていたのを聞いて読んでみました。家政婦の杏子の行動パターンというか心理パターンというかに、自分と重なる部分を結構感じて、杏子にすごく感情移入して読んでしまいました。そうしたら、読後、なんだか少し幸せな気分になっている自分がいました。

学生時代、ほんっ………とに数学を毛嫌いしていた私ですが、この本を読んで、自分の数学との向き合い方を少し反省しました(^_^;)ほんっとに「毛嫌い」してたんです(^_^;) 何事も、苦手意識だけで、やってみるまえから逃げちゃダメですよね…。かと言って、今から勉強しろ!と言われてもできませんが(笑)


■秘太刀 馬の骨 藤沢周平著

いや〜。面白かったし格好良かった。藤沢氏の時代小説って、実際には知りもしない古き良き日本の素晴らしい風景や殺陣のシーンが、ホント目に浮かんでくるよう。文章を読んでるだけで、「かっこいい〜…」って思ったり、少し大げさかもしれませんが、こんな素晴らしい文化を持つ日本に生まれたことに誇りを感じてしまったり、しちゃうんですよね。つっても、藤沢氏の作品を「読んだ」のはまだ2作目なのですが(笑)他のももっともっと読みたくなってきました。


■国家の品格 藤原正彦著

新書を読むのはちょい久々だな〜と思いつつ、某所で某様がオススメなさっていたのを見た数日後、近所の本屋で見つけたので読んでみました(笑)
「藤原正彦さん」って、何か聞いたことある名前だな〜?と思ったら、上に書いた、ホントに数日前に読んだばかりの「博士の〜」の文庫版で解説を書かれている数学者の方なんですね。小川洋子さんが「博士の〜」を書くにあたって、事前に取材をされた数学者さんなのだとか。何か勝手に不思議な縁を感じてしまいました(笑)

タイトルの仰々しさに反してとても平易な分かりやすい文章で、ホントにすらすらと読めました。「武士道」をもとに、日本や日本人の良さ、またその危機について、数学者の方らしく、理論的でないことまでなぜかとても理路整然と語られていて、スカッとしました!特に「理論の限界」についての下りには激しく共感&納得。「駄目な物は駄目」いいですね〜(笑)文章全体にも「武士らしい潔さ」を感じました。

全てに100%共感できたわけではないですが、この方の言いたいこと、自分が何に共感しているのか、そして自分はやっぱり日本人であり、心の中に、藤原氏言うところの「祖国愛」や日本人としての誇りが残っていることがよく分かりました。
日本人としての自覚を改めて持ち、「祖国愛」「卑怯を憎む心」を忘れずにいたいと思います。


映画はやっぱりちゃんと2時間通してみたいので、なかなか観る時間がとれないのですが、仕事の合間に読書はちょろちょろとできるので、最近は何だか読書づいてます(笑)

学校の教室くらいの広さの劇場が2つあるだけの最寄りの映画館にも、行きたい行きたいと思いつつなかなか行けません(T_T)
まとまった時間がなかなか取れない上に、電車は1時間に1本あるかないかの世界なんでね…(^_^;)

「男たちの大和」。前の会社でせっかくタダ券を貰ったので、やってる内に観ておきたいんだけど…いつまでやってんだろ。ちなみにその映画館は、小さいだけあって上映作品数も少ないし、都心に比べると公開時期も少々遅れてやってくるみたい。イージスも10月の上旬までやってたみたいだし。でも、私にとってはホントに貴重な最寄りの映画館なので、なんとかこれからも頑張って欲しいなあ。

そうそう。少し前に行った地元の友人(新郎・新婦共に同級生)の結婚式で、「映画友達」を発見!

実際に会って話すのは数年振りの古くからの友人なのですが、車で1時間半かけてシネコンにいくくらい、映画のためにケーブルTVに加入してしまうくらい、お気に入りの映画はすぐにDVDを買っちゃう、くらい映画好きらしい。こんなに身近に映画好きな友達がいたなんて!
「映画観に行く時は、ぜひぜひ誘ってー!ガソリン代半分出すよー!」「今度一緒にDVD観ようよー!」と、盛り上がってしまいましたv
私がイージスにハマッテる話をしたら、すぐに「その映画、観たかったのー!」と、良い反応♪ 身近な「映画友達」&「イージス友達予備軍」GETです(笑)

余談ですが、その結婚式では、花嫁の投げたブーケを私が受け取りました(笑)次は私の番…のはず(笑)まだ気配もないけど…。ああでも、お店(食堂)のお客さんに2回ぐらいプロポーズされたなあ…「おっちゃんじゃダメか?」ってね…ふふふ。

↓受け取ったブーケです。
花嫁のブーケ
16:00:00 - mayumitch - 1 comment TrackBacks