おいしい生活あれこれ

原発見学

父の仕事がらみの企画で、某原子力発電所の見学に行ってきました。

最初、発電所が一望できる場所にある、「ビジターズ・ハウス」なるところで、電力会社の広報の方による色々な説明を聞いたあと、発電所内を見学させて頂きました。

9.11以降、一般人の見学は結構難しくなってるそうですが、今回は色々と特別だったようで、制御室にも入らせてもらったし、「稼働中」のタービン室にも入れてもらえました。

原子力発電の仕組みは、簡単にいうと、ウラン燃料に圧力を掛けることによって得られるエネルギーで海水を温めて蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回して電気をつくる…ということらしいです。

その、まさに「電気発生現場」な巨大タービンを目の前に見てきました。
タービン自体にはカバーみたいなものが掛かっているので、「回ってる」のは見えませんが(見えてもこわいけど(笑))、タービン室は…うるさくて熱くて、少し臭かったです(笑)

今、某国からここをターゲットにミサイルが撃ち込まれたら…私なんて、文字通り「消えてなくなっちゃう」んだろうなあ…とか、考えたりしました。

日本の安全を頼みます!「J衛隊」の方々!

他に、温排水の熱を利用して、蘭の栽培やサザエ・鮑の稚貝の養殖等を行う、「温排水再利用施設」なるものも見学させてもらいました。ここで養殖されたサザエや鮑は、ある程度の大きさになったら、地元の海に「放流」されるのだそうです。地元の環境保全に貢献して下さっているという訳ですね。

自然界の荒波に晒されていないサザエの稚貝は…あの独特の「角」がなくて、「タニシ」みたいでした(^_^;) 全然おいしそうじゃなかった(笑)自然の海に放流されると、徐々にあの角ができるのだそうです。…知らなかった。

原子力発電所は、全世界に439基(聞き間違いor記憶違いがなければ…)あって、その内、日本には全国で55基あり、発電所の数では、世界第3位だそうです。こんな狭い国に…原子力だけで55基もの発電所があるんですね。うーん…。
しかも、人口は減り始めているというのに、電力消費量は年々増加の一途だとか。人間の文明の利器への依存がいかに高まっているか…想像すると、恐ろしくなりますね。かくいう私も、めちゃめちゃ電化製品使ってますけどね…(^_^;) せめてこまめに電気を消すとか、ちょっと気を付けよう…と思いました(^_^;)(電力会社の方々は…じゃんじゃん使ってもらった方が良いのでしょうけど(笑))

電力に限らず、限りある「資源」みんな、古くからの日本の素晴らしい文化「もったいない」精神で、未来の命に残していけるよう、守っていきたいものです。

posted at 23:50:00 on 2006-06-15 by mayumitch - Category: 雑記 TrackBacks

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